こんな不安ありませんか?
うちの子、身長が伸びないのよね・・・・
食が細いし好き嫌いも多いし・・・・
成長期って何を食べさせたらいいのかしら?
スポーツで活躍できないのよね・・・
・・・・・など
こんな不安や悩みを持つ成長期のお子さんをもつお母さん達が多くいると思います。
大丈夫です。今からでも間に合います。
ですが
子供の成長の早い遅いには様々な理由があります。
大前提として頭に入れておいてほしい情報とあくまでも参考程度にご紹介いたします。
うちの子、身長が伸びないのよね・・・・
多くのお母さんたちは遺伝の影響が大きいのではと思っている方も少なからずいらっしゃると思います。
遺伝で身長に与える影響はあくまでも20%~30%と言われています。
(181+154+13)÷2+2=176
なんの計算式だと思いますか?
181(父親の身長) 154(母親の身長)そのほかの数字は決まった数字です。
そこからお子さん(男の子)の身長予測が立てられます。
(父親+母親+13)÷2+2=男の子推定身長
ですがこの数値もあくまでも予測になります。
実際にこの両親から生まれた某有名選手の身長は196センチです。
このように様々な理由がありすべてが遺伝ではないということです。
しっかりとした根拠の基、体にとって何が一番いいのかをかんがえていく必要があると思います。
食が細いし好き嫌いも多いし・・・・
無理に食べさせる必要はないと思いますが、少なからずスポーツをやっているお子さんには、1日3食はしっかり食べる必要があります。
スポーツをしているお子さんは特にタンパク質を多めにとるように意識するといいでしょう。
お子さんの体重50キロの場合
50キロ×2g/1日=100g
唐揚げ定食1人前(唐揚げ5コ)おおよそタンパク質30g
スポーツをしているお子さんでしっかりお昼ご飯と晩御飯を食べていれば100g近くまで摂取することは可能だと思います。
ですがわかっていてもなかなかできないのが現状だと思います。
順番としては3つだけ
- しっかり1日3食をとること。(食べる力をつける)
↑お子さんに意識してもらうこと(線の細い子の大半ができない) - 栄養バランスを考えた食事をとること(嫌いなものも理解して食べれるようになる)
↑お母さん達に協力していただきたいこと。 - +αで成長に必要な栄養を補充する。
まずはやってみよう!!!!!!
②③に関して後ほど詳しくご説明します。
成長期って何を食べさせたらいいのかしら?
考え方的には先程もお伝えしたようなことで、まずはしっかり朝・昼・晩の3食を取ることです。
一番難しいのが朝だと思います。
朝こそ習慣づけるが大切です。 ごはん派の人はご飯のお供になるふりかけや海苔、明太子などおすすめします。 パン派の人はサンドウィッチや朝マックのマフィンなどいいと思います。
自身も現役時代は朝食に卵かけご飯と納豆を食べていました。
+αで晩御飯の残りを食べることもありました。
卵でタンパク質が取れますしごはんでエネルギーに代わる糖質を取ることができます。
頭も活発に動きますしスポーツでもパワフルなパフォーマンスができるようになります。
朝しっかりとした食事をとることで、いやでもお昼ごはんと晩御飯ではタンパク質とエネルギーに代わる糖質を取ることが可能になってきます。
ここで何を食べさせてあげたらいいのか?ということですが、栄養バランスの整った食事の特徴として
~ 5種類 ~
- 主食となるもの(ごはん・パン・うどん・パスタ)
↑運動中のエネルギーの源となる - 主菜となるもの(お肉・魚・豆腐・卵)
↑スポーツマンに必要な筋肉の源となる - 副菜となるもの(野菜・きのこ類・お芋)
↑体調を整えます効果となる - 乳製品となるもの(牛乳・チーズ・ヨーグルト)
↑ビタミンB₂が多く含まれておりエネルギーへの変換や分解、合成するものとなる。 - 果物類
↑ビタミンCが含まれており抗ストレス作用がある
上記のような食事が理想とされていますが毎食しっかり食べることが前提の中で、もう1品の食事の提供をしていただけるとお子さんの成長に大きな影響を与えます。
スポーツで活躍できないのよね・・・
スポーツで活躍するといっても何をどうすれば活躍できるのか?
スポーツによって異なります。
ですが体を大きくすることに関しては大抵のスポーツで共通する課題であると思います。
大きく関わることとして「スピードと重さの法則」があります。
~野球で例えると「ホームランを打ちたい」~
ピッチャーが投げたボールをバッターが打ちます。
バッターがボールを遠くへ飛ばすためにはどのような力が必要だとおもいますか?
ボールがバットに当たることを「衝撃」と考えた時、どのような力が加われば大きな衝撃が生まれるでしょうか?
まずはスイングスピードがあります。あとはボールのスピードです。
速いボールと速いスイングスピードのバットが当たると大きな衝撃が起きますよね。
大きな衝撃が加わることでボールは遠くへ飛んでいきます。
さらにそのスイングスピードのバッターの体重50キロと100キロとで、どう変わると思います?
ラグビーで考えてみると体重50キロの選手と体重100キロの選手とで同じ選手にタックルした場合は与える衝撃はどうでしょう。
体重100キロの選手の方が大きな衝撃を与えることが可能ですよね。
このことから「スピードと重さの法則」を理解し技術が伴えば活躍できるチャンスが増えるでしょう。
スイングスピードを速くするためには日々の練習がカギになります。
その中で重さ(体重)に関しては明確にこれといった練習がないです。
「スピードと重さ」の事を考えると重さに関連することとして身長も大きな影響を与えます。
今までは体を大きくするために栄養の話をしてきましたが、今までの話はあくまでもス
ポーツをする子に必要最低限取ってほしいエネルギーです。
必要最低限のエネルギーだけで大きくなることはありません。現状維持かむしろ微減です。
そうすると現状維持に+αが大きくなるためのカギになります。
次回はそれにフォーカスを置いてお話できたらと思います。